自称楽曲派アイドルオタクのブログ

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【休職中】平日のカフェでMacBookを開いてる謎の大人【うつ】【発達障害】

平日のカフェでMacBookいじってる大人は一体何をしている人なんやろって思ってたのに、気づいたら自分がそういう大人になっていた話。(音楽に関係ない)

 

新卒で今の会社に入社して約10年。大手の関連会社で(入社当初は)残業ゼロ。休みはカレンダー通りで、産休育休当たり前、有給取得の制度や福利厚生手厚い。ホワイト企業と言われる方やと思う。社風は保守的やと思う。

ずっと、この仕事向いてないなあって思いつつ、こんなもんかなあと自分を誤魔化しながらやってきた。1〜3年目は「仕事を覚えること」を覚えることから始まった。大学時代は自己流で勉強を教えるバイトしかしてなかったから、どうやったら仕事を覚えられるのかわからなかった。何がわからないかもわからなかった。空回って、先輩の言ってる言葉通りの受け止めてしまってた。例えば、「〜してもいいと思うよ」って言われると「本来は別のやり方なのか?」と混乱してた。やばいやつやん。

4年目くらい?初めて異動した。移動した先でも人間関係なかなか築けなかった。同じ仕事なのに違う部署だとやり方が変わる意味がわからなかったからそう言ってまた1人混乱してた。だんだん仕事量も難易度も上がって、早出・残業する日が出てきてたし、苦手な仕事の担当になった。そんな部署に居るのに基本給や待遇が他の同期たちと変わらないのが嫌すぎて早く異動したかった。いつの間にか親会社の取り込まれていたので、保守的な弊社とは少し違って比較的自由だったところだけは良かった。

6年目くらい?2回目の異動。仕事量減るから嬉しかったけど、異動した先でも最終的に苦手な仕事の担当になった。またここでも、やり方が全然違うことに混乱した。いにしえの非合理的なやり方が生き残ってたからマジで無理やった。色々と変わって、今ではかなりやりやすくなっていたけど、それでも細かすぎる業務なのでたくさんミスした。弊社はミスが許されない業務をしているので、完全に向いてないと思った。自分を責めて「死にたい」と思うようになった。ミスしないよう毎日100%で仕事をした。「感情がなくなる」を初めて経験した。心と体と思考がバラバラになった。泣きたいのに泣けない日もあった。かと思えば、わんわん泣いてこのまま眠って目覚めたくない日もあった。死にたかったけど、本当は自分が存在している事実から抹消したかった。(これに関しては中学時代いじめられてた?時期にも思っていた)

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限界を感じ始めた頃、「僕の大好きな妻!」というドラマが放送された。大学時代の授業で発達障害の知識はあったし、なんとなく自分もそういうところあるよなぁ、でも自分は診断がつくほどではないでしょって思いながら見てた。ドラマと原作漫画を読むと、「なんとなく」が「自分もそうかも」に変わってきた。ドラマが最終回を迎えた頃、メンタルクリニックに予約した。

10月。やっと初診。発達障害じゃないかと思う旨とその理由を伝えた。すると、その可能性が高いが主観でしかないので、一度検査してみましょうと言われた。1月にやっと検査を受けた。結果が出たのが2月。結果が出るまでの間が長くて、色々考えてしまった。発達障害って結果だったらやっぱり向いてないと確信できるから仕事やめよう。って思ってた。

そのタイミングで異動になった。環境が変わり、全く知らない仕事を覚え始めた。毎日電池切れで疲れも取れかった。

同じ時期に発達障害の診断が出た。今までしんどかったのはやっぱり発達障害のせいだったのか、じゃあ薬を飲んだら仕事できるようになるかも!と思い薬を飲み始めた。そしたら、明らかに今までとは違う感覚があった。頭の中のぐるぐる思考が減ったし、脳内BGMも減った。身体が軽く感じて、朝の準備に余裕が生まれた。(薬ってすごい)「錠剤(お薬) | フリー素材のぱくたそ」の写真

薬を飲み始めて1週間くらい。2月下旬。父から、祖母が後1週間持つかどうかと連絡が来た。一昨年余命宣告を受けていたので覚悟してたつもりだったけどショックだった。1月一緒に焼肉食べたのに、人間ってこんなに短期間で危篤状態になるのかと。その週末、新幹線の距離に住む祖母に日帰りで会いに行った。最後に会えてよかったけど、かなり弱っていた姿を見て辛かった。翌日は朝イチから隣県で友達と会う予定があって(キャンセルしたくなかった)その足でまた隣県の実家に喪服の準備に行った。親に会うと緊張の糸が切れたのか、なんか泣いてしまった。その時すでに限界やったのかもしれない。

3月の頭の週末、祖母が亡くなったと連絡が来た。葬儀は1週間後。月曜日、上司に相談したら、慶弔休暇最大5営業日取れるけどからいつまで休むかと聞かれた。正直、もう帰って今週休みや言ってほしかったけど、空気を読んで火曜日までは出勤することにした。無理した。

そしたら、月曜日も火曜日も大やらかしをしてしまった。めちゃくちゃ迷惑をかけたらしい。私なんて居なくてもいいってか居ないほうがいいって思っている。そのまま慶弔休暇に入り、メンクリで出た診断書を会社に送りつけて今に至る。我ながら(?)暴力的だとは思っている。会社に電話連絡を入れたら驚かれた。メンタルで休職はあまり前例がないらしい。(休職した人がいないだけで病んでやめた人はそこそこいると私は思っている。)

診断書の件で時々会社に電話するのが怖い。上司は50〜60代くらい?の男性なんやけど、なんとなく「それくらいで休むんか?」と思われているような気がする。別の50代くらいの女性も「大丈夫?」の一言もないまま上司に電話変わられてしまったのが怖い。(言葉の裏を読みすぎてるだけかもしれないが。私の悪い癖。)

50〜60代の人って仕事を優先するのが当たり前なんやと思うけど、20〜30代は仕事の優先順位はかなり低いと思う。少なくとも私の中ではめっちゃ低い。家族、友達、推し、趣味、お金、(「自分」をどこに入れるべきかまだわからない。)・・・仕事みたいなイメージ。世間の上司は価値観をアップデートしてほしい。変えないまでも、価値観が違うことを知ってほしい。

これからどうするか、休職期間中ずっと考えている。今まで辞めてこなかったのは、きっかけがなかったから。弊社で退職する人は大体、配偶者の転勤について行くために仕事を辞めている。私の夫は引っ越しを伴う転勤がないので、辞めどきを失っていた。

あと、推しに貢ぐためにお金が必要だから。もうすぐ推しグルの1つが解散する。1番お金のかかるグループだ。解散後は推し事にかかるお金が少しは減る。そもそも、別に今の仕事にこだわる理由もない。やっぱりやめると思う。タイトルの「謎の大人」にリアルになってしまう。会社にいつなんて言おうかな。怖い。

 

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