「一時帰国」してたわ【新しい学校のリーダーズ】
最新EP「一時帰国」。
聴いた瞬間から脳みそが喜んでて、もっともっと!と何度もおかわりしたくなりました!
「一時帰国」の意味
今までの楽曲をざっくり分けると、こんな感じ。
2017年~2019年 H ZETT Mプロデュース曲
2020年~2021年 yonkey(KlangRuler)プロデュース曲
2021年海外進出以降 Money Markはじめ海外ミュージシャンのプロデュース曲
そんな中、今回のEPは全て日本のミュージシャンがプロデュースしています。
なるほどたしかに「帰国」してる!と納得。でも「一時」やから、
「ちょっと日本に帰ってきたけど、今後まだまだ海外進出するぞ!」
という気持ちも込められているように思えて、これからの活躍がますます楽しみです。
各曲の感想
カッコ内はプロデューサー。
最初の2曲は、今の王道J-POPという印象。AG!は王道もできるんだぞ!って感じ
3曲目以降は、過去に楽曲提供を受けたことのあるミュージシャンの曲たち。
H ZETT Mプロデュースのアルバムで沼にハマっていった私としては4年ぶりのコラボに沸きました。
01. じゃないんだよ( jon-YAKITORY)
インパクトのある王道ロックサウンド。夏フェスで盛り上がること間違いなし!AG!には今までなかった系統の曲。新たな一面が見えてオタク的には嬉しい。 jon-YAKITORYさんとの楽曲は今回が初めて。私好みだ。ほかの曲聴いてみたいです。
02. 青春を切り裂く波動(松隈ケンタ)
清掃員でもある私にとっては「松隈さんっぽい!」「なんかBiSとかBiSHっぽい」と、どうしても感じてしまいました。だから必然的に、WACKのオタクはこの曲好きなんですよ(決めつけ)。でも松隈サウンド+AG!の個性が新しくて、化学反応起きてます!ライブでもっと化学反応が起こるのが楽しみすぎる一曲。
03. Giri Giri(yonkey)
静かにぶちあがる系のダンスミュージックに、昭和歌謡感のあるSUZUKAのボーカルと、まっすぐで爽やかなKANON・MIZYUのボーカルがいい意味で違和感。ラップパートは自身でDJもこなすRINが担当していてかっこいい。
04. Suki Lie(yonkey)
ドラマに合わせてホラーっぽいサウンドと歌詞。レトロなサウンドも取り入れている。冒頭の部分でセリフがあるので、ワンマンではお馴染みの小芝居が入りそう。
05. オトナブルー(yonkey)
レトロだけど新しい。昭和感に令和の感性を掛け合わせた温故知新ダンスミュージック。SUZUKAの声と相性抜群。以前対バンライブでAG!とKlangRulerでオトナブルーやってくれたのがめっちゃ楽しかった記憶。(首振りダンス流行ってるけどあれ案外難しい。)(でも楽しくて下手やけど踊っちゃう)
06. 乙女の美学(H ZETT M)
昭和(褒めてる)。歌詞も歌い方もほかの曲に比べてかなり昭和に寄せていて、オトナブルーよりさらに古い年代のジャズを意識しているように聴こえる。コーラスやピアノによってクラシカルな雰囲気さえ漂っているが、そこにシンセの音とロックな歪んだギターの音が加わって、昭和っぽいのに新しい!めちゃくちゃかっこいい!ボーカルはSUZUKA。彼女の歌声って1970年代歌謡(山口百恵、和田アキ子、山本リンダ等)を彷彿とさせる雰囲気を持ってますよね。すき。
07. 踊る本能001(H ZETT M)
明るい曲調と自由な音が楽しい。音楽とダンスを心から楽しんでいる4人にぴったりで、聴いていると身体が動き出してしまいそう!ライブで聴けたらうずうずして気付いたら全員踊ってると思う。(まじで)
まとめ
曲の個性と4人の個性・独創性・実力で、新しくて目が離せないパフォーマンスを見せてくれる彼女たち。オトナブルーで世間が追いついた今年は、いくつかのフェス出演が決定している。各地のフェスを荒らしてくれるのが楽しみ。
|
|